第33回そろばん奉謝追福祭 

各地の話題・兵庫

故会員を偲び、古そろばんに感謝
第33回そろばん奉謝追福祭
  -西宮・熊野神社 毛利重能先生顕彰碑前で-

 夏の全国高校野球が始まった兵庫県西宮市の甲子園球場から数分のところにある熊野神社。静寂に包まれた境内には算学神社と算学者・毛利重能(もうり・しげよし)先生の顕彰碑がある。
 昭和43年、全珠連では8月8日(パチパチ)を『そろばんの日』と定め、多種多様な行事が各地で行われている。その中の一つとして、この顕彰碑前において、そろばんに感謝するとともに前年度内に逝去した会員の功績を讃える慰霊祭が合わせて執り行われている。
 今年も8月6日(日)、関係者が集まり、『第33回そろばん奉謝追福祭』が営まれた。(全珠連兵庫県支部主催・全珠連後援)
 にぎにぎしく、鳴きしぐれる蝉の声とともに始まった式典は、次の式次第に沿って厳かに執り行われた。

厳粛なセレモニーを終えて。西宮市熊野神社内毛利重能先生顕彰碑前で

※厳粛なセレモニーを終えて。西宮市熊野神社内毛利重能先生顕彰碑前で

感謝を込めて古そろばんの焼却供養。

※感謝を込めて古そろばんの焼却供養。

式次第(敬称略)
開会の言葉 兵庫県副支部長 西口 龍彦
挨拶 兵庫県支部長 蔵本八十八
   全珠連理事長 賀藤 榮治
物故者慰霊祭
 (毛利重能先生、珠算関係物故者43名)
   斎主 宮司 宮崎 浩史
 ◎修祓
 ◎算学神社祝詞奏上
 ◎降霊
 ◎祭文奏上
 ◎玉串奉奠  奈良県支部長 増田泰治
               参拝者一同
 ◎撤饌 
 ◎昇霊
追福神事
 ◎古そろばん修祓
 ◎古そろばんによるはじき納め
            (参加者一同)
 ◎古そろばん祭詞奏上
 ◎追福,焼却奉納
 ◎算学神社玉串奉奠
      兵庫県支部長 蔵本八十八
      全珠連理事長 賀藤 榮治
閉会の言葉 支部広報部長 嘉嶋 勝彦

*毛利重能(もうり・しげよし)先生
 日本において、そろばんによる計算方法を初めて教授したといわれる。珠算指導者の元祖。江戸時代の元和8年(1622年)、珠算の教本のルーツといえる「割算書(わりざんしょ)」を著す。

*毛利重能先生顕彰碑について
 先生の功績を讃えて、(社)全国珠算教育連盟、日本珠算連盟、日本数学史学会の三者が、顕彰碑建立実施委員会を組織し、珠算教育者・学習者に協力を呼びかけて、顕彰碑が兵庫県西宮市に完成。昭和47年(1972年)10月10日、関係者が集い、除幕式が執り行われた。

珠算の興隆を見守り続ける顕彰碑

※珠算の興隆を見守り続ける顕彰碑

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