そろばん学んで充実の大学生活へ 

勉学において計算力が“武器”に

暗算八段、東京大学理科Ⅰ類に現役合格
 神奈川県の野中 潔さん


指導者・大貫氏(左)と野中さん

※指導者・大貫氏(左)と野中さん

 現役での東京大学(理科Ⅰ類)合格を果たした珠算優秀生は野中潔(のなか・きよし)さん。神奈川県立湘南高等学校出身。そろばん学習を小、中、高校の12年間継続して、大学受験に臨んだ。
 さぞ、そろばん学習と学業とを両立させていくのは難しいのでは、と思いつつ、質問をぶつけてみると、「特に勉学との両立は意識したことはありません。自分のやりたいこと、あるいは、やるべきことだと思ったことをしてきた結果、そうなった」と話してくれた。
また、「計算が速い、あるいは数字に親しんだ結果、勉学において計算力が“武器”になった。これからも珠算によって培われた集中力を大切にしたい」と珠算学習の効果と目標を語ってくれた。
 指導者・大貫春枝氏(大貫スクール・全珠連神奈川県支部 相模原市)も教え子の快挙の知らせに接し、喜びを隠し切れない。
 「小学校1年生から12年間教えた生徒が、東京大学に現役合格して、大変うれしく、光栄に思います。
 圧倒的な暗算力(八段)と、その過程で培われたイメージ力や集中力を身に付けた結果が出たものと確信しています。これからも自分の能力や個性を十分に発揮して、活躍してほしい」と祝福している。
 趣味は、小説等文章を書くこととピアノ演奏。特技は暗算。
 大学では「今のうちに英語、中国語をできるだけ話せるようにしておきたい」と入学後の希望を述べた。
 将来の夢は「誰でも楽しく学べるような参考書を作ること」という。
 珠算学習を続けている後輩たちへのアドバイスは「自分が、広くは、世界のために、身近では、周囲のために、何ができるかを考えた行動を取ってほしい」ということばを送った。
 このことばを自分自身にも課して、成長を続けていくことであろう。

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