YELL~社会の第一線で活躍するそろばんOBからの応援メッセージ~  

YELL  VOL.11
~社会の第一線で活躍するそろばんOBからの応援メッセージ~
101歳、まだまだ現役 ~全珠連最高齢会員/現役そろばん指導者~
from 日向 竜子(全珠連和歌山県支部会員)

 今回は、全珠連最高齢会員の日向竜子氏に、そろばん指導者としての半生を振り返っていただきました。

⑧

<略歴>
・大正5年
 和歌山県田辺市生まれ

 小学校教員を経て、昭和35年全珠連入会、昭和55年珠算教育士取得、現在に至る。

 大正5年生まれですからね、この6月で101歳になりました。

 会員になる前は学校に勤めていました。小学校の先生です。勤めて6~7年、普通の小学校教員でいたのですが、ちょうどそろばんが盛んになりかけの時期に、誰からともなく「お昼休みに学校でそろばんの授業を…」ということで始まったんです。始めてみると、時間が短い。お昼休みやから。

 ちょうどその頃、亡くなられた西村先生、山本泰弘先生たちがそろばんの塾を始められるということを聞きました。西村先生とは親戚にもなりますので、相談しますと「始めてみたらどう」と勧められました。学校の先生方も「塾を始めたら必ず子供たちが行くから」って言ってくださいました。あれは何年やったか、会津小学校、上秋津小学校、奥の秋津川小学校の近くでそろばん塾を始めることになりました。また、私の父が師範学校にいたので、各小学校の校長先生の支援もあったんです。おかげで生徒がいっぱい集まりました。100人余り座れる教室でも遅く来た生徒は待たされて、大変でした。
 
 全珠連の入会は、昭和35年です。そろばんを始めて60年近くになります。ちょうど、そろばんが学校の教科になったので、どっと生徒がきてくれました。主人と二人で何箇所も掛け持ちでの授業でした。早朝の教室も2箇所ほどありました。大変忙しかったけど、楽しかった思い出です。

 主人は60歳で亡くなりました。その後は息子と足が悪くなった10年ほど前までがんばってきました。それからは椅子に座っての先生です。教室での検定試験のときは、椅子に座って「ヨーイ始め!」「止め!」の係をやっています。

 子供に教えるのはとても楽しいですよ。そろばんが苦手な生徒を教室の前の方で、繰り返し繰り返し教えるのです。

*ご子息の憲司先生談・田舎の子供相手に、まるで自分の子供に教えるように教えていました。

 そろばんを習う子供が少なくなったのは、子供の数が減ったのと、小学生でもいろんなスポーツが盛んになって、子供たちや保護者の目がそちらに向いてしまったからではないかと思います。

 元々、内臓が元気で、血液検査をしてもどこも悪くありません。健康の秘訣は?と聞かれましても特別なことは何もしていませんが、食べ物の好き嫌いはありません。息子の献立で毎日、野菜と肉と魚はバランスよく食べています。

 趣味はカメラです。70歳位までは休みになると友達と旅行に行って、あちらこちらを撮っていました。

 昨年9月に田辺市長から、100歳の表彰をしてもらいました。記念の夏布団は、せっかくいただいたものなので大事に使わせてもらっています。
 
 10年位前までは、健康のため補助車を押して家の周りを毎日回っていましたが、ベッドから降りるときに尻餅をついて、骨盤を骨折しました。完治はしたのですが、それから怖くて歩かなくなりました。歩かないから筋力が衰え、余計に足が悪くなってしまいました。

 100歳になっても昔のことを忘れるということは無かったのですが、ここ最近は物忘れが酷くなってきました。それと骨粗鬆症というのでしょうか、今も病院へ通っています。

 この間の検定試験では座って監督をしました。これが本当の試験監督です。(笑)

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