「読み・書き・計算」の基礎・基本 重視を示唆 

「読み・書き・計算」の
  基礎・基本 重視を示唆


中央教育審議会・初等中等教育分科会
 教育課程部会「審議経過報告」まとまる


 平成18年2月13日付で中央教育審議会・初等中等教育分科会教育課程部会「審議経過報告」がまとまり、公表された。
 今回の報告は、①「教育課程をめぐる現状と課題」、②「教育内容等の改善の方向」、③「学校教育の質の保証のためのシステムの構築」に大きく分けられ、このうち、②「教育内容等の改善の方向」の中にある「人間力の向上を図る教育内容の改善」「基本的な考え方」では、次のとおり「読み・書き・計算」の記述がある。

○義務教育答申においては、学習指導要領全体の見直しについて、例えば、次のような点を重視する必要があるとしている。

 「読み・書き・計算」などの基礎・基本を確実に定着させ、教えて考えさせる教育を基本として、自ら学び行動する力を育成すること

 また、②の中に示されている「具体的な教育内容の改善の方向」中、「(2)国語力、理数教育、外国語教育の改善」 イ.理数教育の改善」では(知識・技能の定着)について次のように記している。

○算数・数学については、「国際数学・理科教育動向調査(TIMSS調査)の中学校数学で前回よりも平均点が低く、教育課程実施状況調査の中学校数学で前々回同一問題との比較で正答率が低い問題が多い。

○算数・数学における数や計算、図形などの基礎的・基本的な知識・技能は、国語力と同様、生活や学習の基盤となるものであることから、具体物を用いた実感的な理解、実社会への活用を考慮に入れつつ、反復学習など丁寧な繰り返し指導により確実に定着させることが必要である。

○算数・数学や理科については、教育内容が積み上げ方になっているが、小・中・高等学校を通じての内容面・能力面での系統性を重視する必要がある。その際、学問的な系統性だけでなく、発達や学年の段階に応じた反復〈スパイラル〉の中で確実に定着させることができるよう教育内容の工夫を行うことが必要である。また、算数・数学と理科相互の内容的な関連性についても考慮する必要がある。

「読み書き計算」の基礎・基本への見直しが示唆

※「読み書き計算」の基礎・基本への見直しが示唆

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