ボランティア授業(福井県) -わかる授業からできる授業を目指し- 

福井県でボランティア授業
わかる授業からできる授業を目指し

福井 講習

 学校支援そろばんボランティア授業が11年目を迎え、今年は7月5日から3日間、坂井市立磯部小学校4年生の3クラスで指導をスタートしました。

 松村紀子福井県支部長と2名のスタッフで出向き、まずは校長室での懇談。

 その後、教室に入るや否や児童から「アッ、3年生のときの先生や。久しぶりだ」などの声があがりうれしくなりました。

 授業はすべて副読本「たのしいそろばん」を使用して進めました。

 まずは昨年度の復習から始めました。室内は大抵が3列なので列ごとに児童を1名ずつ前に呼び、大型の指導用そろばん3丁を使い読上算で確認しながらの指導です。

 塾で習っている児童には物足りないかもしれませんが補助教材は使わず、同じ問題を3回繰り返す練習や、加算を減算にしたり逆にさせたり、答えの総数を計算させるなどをしていました。それでも早くできるときは、最終頁の「大きな大きな数」を暗誦するよう前もって話してあります。

 終了時間前の数分間を利用し暗誦したという児童数名を前に呼び、発表順は担任にお任せして唱えさせると、速くて間違いのない発表に担任は大感激。ついで、クラス全員での暗誦は迫力満点の感があり、一斉授業ならではの満足感を覚えます。

 小学校に出向くと業間の20分間の休み時間を利用し必ず保健室に伺います。廊下の壁や室内に掲示してある資料はとても興味深く、参考になることが多いです。保健の先生に鼻血の止血法や多動性児童への接し方などの問題点を訊きました。
 
 神岡学著「よわむしのいきかた」から転載した言葉と絵は気持ちをゆったりほのぼのさせる内容であり、職員用トイレにも掲示してあります。五日市剛の「ツキを呼ぶ日めくりカレンダー」も参考になります。

 校長曰く、保健の先生は児童の情報を多く把握しているから問題点を早期に発見するとのことです。

 廊下に掲示してあるポスターは和算特集で、鶴亀算、旅人算、入れ子算、ねずみ算などの書物名が明記してあるので後日、塾生との話す材料ができます。

 学校へ出向くには時間的制約などがあり、雪国の冬季は特に大変ですが各教室内には担任の個性が現れていて、規律あるあいさつや授業態度の違いなどにも日頃の内容を感じます。

 学校の一斉授業とは異なる塾での指導にも役立つことが多く、お宝満載の校内です。

 10年前、8校で始めた学校支援が40校になります。

 1万5千余名の児童にそろばん学習の楽しさ、有用性を示してきたことは保護者への波及もあります。

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