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指導者講習会開催(静岡県) 

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 2月22日、浜松市の「浜北文化センター研修室」において、全珠連学術顧問で岐阜聖徳学園大学教育学部教授の上垣渉氏を講師に迎え「小学校低学年の算数とそろばん」という演題で講習会が実施されました。
 
DSC_0220_201503181722357e6.jpg 小学校低学年の算数で大切なことは、

1.数の概念を一層明瞭にすること
2.加減乗除の基礎を身につけること
3.長さ、かさ、重さを理解すること




これらに着眼しての指導が必要であるとされ、さらに  
 
DSC_0218_convert_20150318172504.jpg1.数の誕生
2.半具体物の必要性(一対一対応の理解)
3.数詞について
4.数字について
5.数の計算について(珠算)
6.数の計算について(筆算)


以上のことについて歴史的なこともふまえてのお話でした。
 
 最後にそろばんの5つの特徴について、
1.十進位取り法がハード的に明確になっていること
2.「五のかたまり」の考えが取り入れられていること
3.計算の過程が見えること
4.四則計算以外にも使用できること(長さ、重さ、かさ、最大公約数の計算など)
5.計算力を身に着けつつ、集中力を養うことができること(二兎を追って二兎を得ることになる)

と結ばれ講習会は終了しました。

 内容が具体的かつ豊富で、とても充実した講習会となり、受講生53名は感激した面持ちでした。     

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