新春恒例 はじき初め大会 於:大阪天満宮(大阪府)
新春恒例
はじき初め大会
於:大阪天満宮(大阪府)
1月3日、大阪天満宮において恒例の新春はじき初め大会が開催されました。
今年は絶好の天候に恵まれ、天満宮にも多くの参拝客が押し寄せ、賑わいを見せていました。
そのなかで行われたはじき初め大会にも多くの参加者が詰めかけました。
午前9時20分には、開催の2時間近く前から門前で並んでいた参加者たちが、笑顔をほころばせながら設営された会場に入り、神主からお祓いを受け、3桁5口の読上算に挑戦しました。
「簡単!答えがあったよ!」と保護者にガッツポーズする子供たちの明るい笑顔が、寒ささえも吹き飛ばすように感じました。
今年も海外実習生による英語の読上算が行われ、周りを取り囲んで眺めていた参拝者からもひときわ熱い視線を浴びていました。
英語のほか、中国語、イタリア語、ポルトガル語といった読上も紹介され、大いに盛りあがりました。
はじき初め大会は900人近い参加者があり、午前11時20分に終了しました。
- [2019/03/22 11:40]
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新春恒例 はじき初め大会 於:北野天満宮(京都府)
新春恒例
はじき初め大会
於:北野天満宮(京都府)
前日までの晴天が嘘のように、未明から雨が降り出した1月5日、受付開始時間を待たずに京都北野天満宮境内に、300余名の全珠連会員教場及び珠算振興会会員教場へ通う生徒と、ご家族が『そろばんはじき初め』に集いました。
参加者の日頃の行いでしょうか、本殿昇殿中に雨がやみ、屋外でお楽しみ抽選会と、大型スクリーンでのフラッシュ暗算を楽しみ
「はじき初め」に移りました。
長そろばんは、前列に5.5m400桁1丁に11名、後列に1.5m127桁を3丁並べ、各3名、一度に20名ずつ弾けるよう準備。
ご家族がスマホで写真を撮る中で、初めて見る長そろばんに歓声が沸き、順番の都合上、5.5mのそろばんに触れず残念がる子や、習い始めたばかりの子だったのか、問題が解けず悔し涙を流している子も・・・。
終了後は、各々が絵馬いっぱいにお願い事を書いて帰りました。
- [2019/03/20 13:20]
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第44回チビッ子そろばん祭り
第44回チビッ子そろばん祭り
晴天に恵まれた東京都支部恒例のイベント「第44 回チビッ子そろばん祭り」が 1月20日、学問の神様として有名な湯島天満宮において盛大に行われました。
早咲きの梅が香り漂う境内。
早朝から小学校2年生以下のチビッ子83名と保護者が参集殿に集合。開会の言葉に続き、田中耕吉支部長挨拶と湯島天満宮宮司の来賓挨拶があり、その後にチビッ子たちは、そろばんを持って本殿にてお祓いを受け小さな手で柏手を打って上達祈願をしました。
次に、境内において長さ4m、283桁のそろばんを使って読上算、さらにお揃いの法被を着て「そろばん神輿」を担ぎ境内を練り歩きました。
チビッ子の代表が東京都支部そろばん大絵馬を奉納後、再び参集殿に戻り、フラッシュ暗算ビンゴとそろばんリレーゲームを行いました。
盛りだくさんのスケジュールをこなし、チビッ子たちは元気いっぱいの笑顔でお祭りを楽しみました。
この日のもようはTOKYO MX TVで放映されました。
- [2019/03/18 13:00]
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宮城県仙台第二高等学校そろばん愛好会について<佐瀬ひな・宮城県>
宮城県仙台第二高等学校そろばん愛好会について
佐瀬ひな(宮城県)
私は小・中と個人での大会参加がほとんどでしたので、団体として活動したいという思いが強く、「そろばん愛好会」を設立しました。
メンバーは1年生3名、2年生4名の計7名で、週1回を目標に活動しています。
もっと練習時間を増やしたいのですが、生徒は必ず部活に所属しなければならず、各々が部活に所属しながら活動するという、二足のわらじを履いている状態です。
問題点は、やはりメンバーと時間を合わせることの難しさで、練習は思うようにできていません。
それでも何とかメンバーと時間を調整し、参加したのが全日本通信珠算競技大会です。
週3回、2時間練習を行いました。
団体出場、入賞を目指してやってきましたが、正直入賞は厳しいと感じていましたので、10位入賞を知ったときは歓天喜地するとともに、身の引き締まる思いでした。
今後はそろばん経験者のみならず、後輩たちにそろばんの面白さを伝えられるよう、種目別、フラッシュ暗算等の練習を取り入れながら、新たな仲間の確保と部への昇格を目指していきたいと思っています。
※今回ご執筆いただきました佐瀬ひなさんが平成30年度全日本珠算選手権大会に出場された際、普段の練習等についてのアンケートにご回答いただきました。
>>>佐瀬さんのアンケートはこちらから
- [2019/03/15 09:05]
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珠算指導者講習会(香川県) 演題:小学校におけるボランティアそろばん指導について
珠算指導者講習会(香川県)
演題:小学校におけるボランティアそろばん指導について
1月13日、ホテルアネシス瀬戸大橋において、珠算指導者講習会を開催しました。
①ボランティアの実績・アンケートの結果報告
②ボランティアに行かれた先生方の実践報告
③今後のボランティア活動の取り組み方
香川県では、平成15年以来、毎年のようにボランティア授業の講習会を行い、より充実した指導ができるように勉強会をしています。
取り組み方としては、県に申請、県より許可が下り次第各小学校に通達します。
依頼校の先生方とは綿密な打ち合わせをしています。
授業は歴史、名称等基本から入ります。
教科書どおりに進んだり、また学校によっては、ボランティアに行った先生独自の教材で指導したりと、より一層ソロバン授業に興味をもっていただくにはと、一苦労しています。
授業の時間が限られていますので、短時間で生徒に伝わったのかな・・・という思いもあります。
またプロジェクターを利用して、最新の授業も取り入れている学校もあります。
昨年は819名が受講しました。
今後の課題としては、会員の高齢化に伴い派遣する先生方の厳しい問題が残っています。
- [2019/03/12 09:22]
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YELL VOL.16~社会の第一線で活躍するそろばんOBからの応援メッセージ~ from大内 幹博
YELL VOL.16
~社会の第一線で活躍するそろばんOBからの応援メッセージ~
from 大内 幹博(パナソニック株式会社 珠算部監督)
※大内氏は右から2番目
<略歴>※全珠連会報第178号(2019.3)に掲載時点
・1969年
大阪府守口市生まれ
・1977年
珠算学習を開始
・1994年
大阪大学大学院 工学研究科 通信工学専攻 修士課程卒業
松下電器産業株式会社(現パナソニック株式会社)入社
同社珠算部に入部
入社以来、放送・通信分野の研究開発に従事
・1998年
珠算選手を引退
・1999年
同社珠算部コーチに就任
・2013年
同社珠算部監督に就任
私は小2進級後すぐに珠算を習い始め、松下電器(現パナソニック)に入社後、放送・通信分野の研究開発に従事しながら、29歳まで珠算部の選手として活動しました。その後、現在に至るまで、コーチや監督として部をサポートする立場にあります。この原稿では自分の珠算選手生活を振り返り、最後に私が実体験として感じていることを現在珠算を習っている方々への応援メッセージ(エール)としてお伝えしたいと思います。
珠算選手生活を振り返って
小学校入学後は算数が得意科目で、小2進級直前に両親に「そろばんを習いたい」と言いました。両親は子供の頃はよく遊んだ方がよく、「習うのは小3からでよい」という考えでしたが、私はすぐに習いたい気持ちが一杯で、譲りませんでした。両親は「自分から習うと決めたのだから、どんなことがあっても休まないこと」と条件つきで、小2進級後、すぐに習うことを認めてくれました。
習い始めて1年後に小3で初めて出場した大会で優勝し、他ならぬ私自身が一番驚きました。それからは塾の中だけでなく、大会で他の塾の選手と競い合う楽しさを覚えました。もちろん負けることもありましたが、「次はもっとがんばるぞ」とかえって闘志が湧きました。小学生時代は実力もグングンと伸び、辛いと感じることはほとんどありませんでした。しかし、中学校に入学した頃にはある程度実力がついていたことで急激な実力の伸びを実感できず、初めて苦しさを感じました。
また、中学生といえばそろそろ色気づく頃でもあり、部活動をせずにそろばんに打ち込んでいた私は、サッカー部などスポーツに打ち込んでいる同級生が格好よく見えました。「何故、ちまちまとそろばんなんか続けているのだろう?」そんな気持ちが心の中に芽生えました。しかし、私はどうしてもそろばんをやめることはできませんでした。それまでがんばり続けてきたことが自分の自信の源であり、また大いなる誇りであったからです。やめてしまいたいという気持ちと、がんばろうという気持ちの間で葛藤しながら、時が経つにつれてやめたいという気持ちが消え去っていきました。中2以降、大阪府の一般の部まで含めた年上の超一流選手と合同練習をする機会を得て、その方々の真摯に取り組む姿を間近で見たことが、そのような雑念を消し去る決定打となってくれました。そしてこの合同練習が私にとってもう一段飛躍するきっかけとなりました。
会社(松下電器、現パナソニック)に珠算部があり、入社後から29歳まで選手として活動しました。その後、現在に至るまで、コーチや監督として部をサポートする立場にあります。社会人ともなると全国に選手仲間ができ、それが貴重な財産となりました。今でも、仕事と両立して大会に出場している社会人選手に大きな刺激を受け、私も仕事などで大いにがんばらねばと、いつも気持ちが引き締まります。
仕事人として
中学までは好きだった数学が、その分量の多さに高校ではあまり好きではなくなり、得意科目はどちらかというと文系科目でした。相当迷って興味のある理系に進み、工学部通信工学科に入学しました。その原点は小学生時代にあります。元々宇宙に興味があり、宇宙船ボイジャーが撮影した木星や土星の写真に大きな興味が湧きました。でも決定的なことは、小学校高学年でラジオに興味を持ったこと。きっかけは忘れましたが、高価なラジオでは例えば遠く離れた英国BBCの番組が聞けるらしいと知り、親にねだって買ってもらいました。入社後に放送・通信分野の道に進み、その英国BBCの研究者たちと約10年前に英国で実験をしたことは大変感慨深かったです。
私は会社では技術開発を行っているため、数字を扱うことが多く、そろばんで培った計算能力や計数感覚が大いに役立っています。また集中力や粘り強さには自信があり、業務上の困難を乗り越える大きな力になっていると実感しています。
現在珠算を習っている方々への応援メッセージ(エール)
まずは塾の中で目標とする人を見つけて、ぜひ練習の中でお互いに競い合ってください。競い合うことで、自分一人では発揮できない力を引き出せることがあります。また、たとえ検定試験に落ちたときでも決してくじけずに、さらに練習に励んでください。そうしているとすぐに効果が現れなくても、あるときに急に実力が伸びることがあります。練習により、目に見えない形で実力が貯金されていく、ということです。また珠算以外にもいろいろなことに興味を持ってください。その興味が将来自分の進む道につながり、その道でも珠算で培った集中力や粘り強さがきっと自分を助けてくれるでしょう。
- [2019/03/06 09:34]
- YELL |
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