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大学珠算部だより 早稲田大学 

大学珠算部だより
早稲田大学珠算部

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 そろばんって子供だけの習い事?

 「いえいえ、そんなことはありません」

 そろばんは一生続けられる自己啓発や交流の手段として、現在さまざまな大学等でも行われています。
 今回は早稲田大学珠算部から寄せていただいた普段の練習や活動状況をご紹介します。


 早稲田大学珠算部は年間約10の大会への出場、それに向けた練習をメインに今年度は部員11名で活動しております。

 当珠算部は2009年に設立されました。歴史は浅いですが、卒業生には全日本珠算選手権大会をはじめ数々の全国大会で活躍しておられる方が多数いらっしゃいます。
 
 練習状況は授業の空き時間や月に2回ほど土日を用いた練習会にて行っております。

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 練習メニューも皆で考え、ときにはアドバイスをしあうなど、工夫を凝らして練習をしております。

 また、今年は部全体のモチベーションアップ、能力向上を目標に合宿も計画中です。

 おかげさまで現在、全日本通信珠算競技大会の一般の部・団体総合競技において3連覇しております。

 今年も4連覇を目指し、日々努力していくつもりです。

 最後になりますが、これからも大会への出場はもちろんのこと、大学内外におけるPR活動にも励み、珠算人口が少しでも増えるよう貢献していきたいと思います。

 今後ともよろしくお願いいたします。


<過去の記事>

≫慶応義塾大学
≫立命館大学
≫パナソニック株式会社

-日本そろばん資料館企画- 第2回歴史から学ぶ珠算講座 

-日本そろばん資料館企画-
第2回歴史から学ぶ珠算講座

 4月4日、日本そろばん資料館において17名が参加し「第2回歴史から学ぶ珠算講座」が開催され、珠算講座とあわせて資料館の見学が実施されました。

午前の部
『珠の数の歴史』
太田敏幸学芸員

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 割り算の九九表を見ながらの計算では、いつも割り算で苦労する子供たちの気持ちに近づけたようでした。

<受講者アンケート>
・天2地5→天1地5→天1地4への流れがよくわかりました。割り算九九は耳にしたことはありましたが、今日のお話しを聞いて少しはわかり、よかったです。割り算九九の実習は楽しくできました。

・実際に天2地5そろばんを使わせていただき、よい経験ができました。

・古いそろばんの計算方法がとても面白く、指導のプラスになると思います。

・そろばんボランティアの際、天2地5のそろばんを子供たちに見せていたのですが、使い方までは理解していなかったので、受講しました。歴史から使い方まで勉強でき、大変身になりました。

・割算九九を使った計算は、説明ではなるほどと思いながら聞いていましたが、実際にやってみるととても難しかったです。



午後の部
『塵劫記の楽しさ』
谷賢治学芸員

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 京都の豪商角倉家をバックに持つ若き青年、吉田光由が29歳のときの著作「塵劫記」のすごさに少しでも触れたことの意義は大きかったと思われます。

<受講者アンケート>
・塵劫記という言葉を初めて聞きました。今でいう算数(数学)の参考書、問題集の最初だったように思いました。午前の講座と関連することもあり、すごく勉強になりました。

・塵劫記の詳細について、知らないことばかりでした。初めて聞く言葉でしたが、興味を持ちました。

・何十年もそろばんに携わってきていかに知らないことが多かったか?反省が多くあり、今日の資料でゆっくり勉強します。

・長い歴史を経て、今現在の珠算があるのだとよい勉強になりました。


優秀模範生徒表彰式(徳島県) 

優秀模範生徒表彰式(徳島県)

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 春の気配がただよう2月27日、平成27年度徳島県珠算優秀模範生徒表彰式があわぎんホールにおいて盛大に行われました。

 ご来賓の方々からあたたかいご祝辞をいただき、生徒の皆さん、保護者の皆さん、私たち指導者も喜びがあふれました。

 表彰式では厳粛な雰囲気の中、模範生徒127名一人ひとりに福井支部長より賞状と楯が「おめでとう」の言葉とともに手渡されました。

 続いて徳島県規定による四冠王11名、練位1名、秀位1名の表彰も行われました。
 
 最後に生徒代表から心のこもった謝辞があり、式典が無事に終了しました。

 来年もたくさんの優秀な生徒をここで迎えられますように、日々の誠実な指導と子供たちの笑顔を大切にしたいと思いました。