新年のご挨拶 理事長 梶川眞秀  

新年のご挨拶

全珠連 理事長
  梶 川 眞 秀
 (かじかわ まさひで)

梶川眞秀理事長

 あけましておめでとうございます。皆様におかれましては、ご健勝にて新春をお迎えのこととお喜び申しあげます。
昨年度は“次期学習指導要領”の一部前倒しによって「小学校4年生に珠算授業が復活」の記念すべき年になりました。
 半面、検定受験者数は前年度比で6月までは増加を記録いたしましたが、7月以降は減少に転じることになりました。これは、百年に一度という世界同時不況が珠算界にも影響を及ぼしてきたものと危惧しています。
 この状況は一時的なものか、過去3年間の受験者数が好転していただけに今後の推移に注目しています。
 さて、平成21年11月、全国珠算教育団体連合会(全珠連と日珠連・全珠学連で構成)は、川端達夫文部科学大臣を表敬訪問するとともに「初等教育における珠算教育の更なる強化」の要望書を提出いたしました。
 内容の概略は、①現在の3・4年生に加え2年生にも珠算授業の導入②ボランティア講師派遣に係る費用の助成③大学の教員養成課程並びに教員10年更新講習に珠算指導法の履修の導入です。今後も連合会として運動を続けていく所存です。
 ボランティア授業が各地域で活発に展開されていますが、小学校教師でも珠算授業ができるように、副読本「たのしいそろばん」に準拠したCD動画教材を開発しています。
 現在配布中の3年生版を改良し、4年生での指導分も挿入して、今年8月には完成させて、希望する小学校へは無料配布をすることで進めています。これにより、ボランティア派遣の軽減と学校現場での指導の促進が図られるものと期待しております。
 連盟にとっては、今年は「公益社団法人」認定に向かって仕上げの年になり、公益社団として定款の承認という連盟の将来を決する年になります。
 そのための制度改正や会計ソフトの導入など重要課題が山積していますが、連盟の行く道を誤らないよう、会員や支部の意見を尊重しながら進めています。永年にわたり社団法人として築き上げてきた社会的評価の保持のためにもやり遂げる覚悟です。
 また、重点目標の「受験者増加対策」「組織の安定化」のために、会員対策は引き続き取り組んでいく所存です。そのために、昨年に引き続いてのPR事業の積極的展開による学習者増加策・若年者会員増加対策等も具体化しなければなりません。 
 その他、前年に引き続き各種事業の円滑な実施を行っていますが、必要に応じて事業の見直しも行っていく所存です。会員各位の建設的なご意見をお待ちいたします。
 今年も順調に推移するように、役職員が一丸となって頑張ることをお誓いし、新年のご挨拶といたします。