米軍アメリカンスクール教師対象の珠算研修会
「日本を学ぶ・SOROBANを学ぶ」
三沢と佐世保で
米軍アメリカンスクール教師対象の珠算研修会
【三沢地区】
※研修会講師に能登金文氏(青森県支部)=米軍三沢基地内のカミングス小学校
平成21年11月26日(月)、青森県三沢市の米軍基地内にある3つのアメリカンスクール教諭を対象にした「教育者の日」が同基地内カミングス小学校で開催され、そろばんの指導が行われた。
当日は、そろばんのほか、ヨガ・キルト・ロープクライミングなど多彩な講座が実施された。
そろばんのインストラクターは能登金文氏(全珠連青森県支部研修部長)が務め、英語での授業が展開された。45分という短時間ながら、そろばんの歴史・簡単な足し算・引き算・5と10の合成・分解まで講座は進んだ。
最後にフラッシュ暗算が披露され、アシスタントの能登紀子氏(同支部会員)が3桁の問題を正解すると、受講生から一斉に拍手が湧き、驚きの表情が見られた。
能登金文氏は5年連続で講師を務め、指導内容も年々充実し、受講生からは「理解しやすかった」と好評を得た。
【佐世保地区】
※熱心に珠算を学ぶ教師たち=米軍佐世保基地内のダービー・スクール
平成21年10月9日(金)、在日米軍国防相教育局主催で佐世保基地内アメリカンスクール「ダービー・スクール」において「Educators Day2009」がMr Rozzi教育次長出席のもとで開催された。
今回のそろばんのセッションは午前10時から米国国防省教育局のタカシ・スヤマ主事と山本文雄氏(全珠連長崎県支部長)が担当して開始された。
研修は、そろばんの数の読み方から始まり、十進位取りから5の合成・分解などと進み、大きな数の読み方までを中心とした内容。
特に最後の模範演技では参加者から任意の数を言ってもらい、瞬時に暗算で答えを出すたびに大きな拍手と歓声が上がった。
また、当日は同支部会員10名がアシスタントとして研修に協力した。(敬称略)
福野 敬一 東 和隆
玉川 清 川島 勝彦
川崎 桂子 金丸 順子
井上 静代 荒木 朝子
富永 春美 山本喜代子
- [2009/12/31 12:46]
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まなびピアさいたま2009
「全珠連コーナー」で多彩な「学び」を体験
「彩の国・埼玉で第21回生涯学習フェスティバル
まなびピアさいたま2009
「生涯学習見本市」に全珠連ブース開設
※「全珠連ブース」の珍しいそろばんに興味津々=さいたまスーパーアリーナ
「彩の国、学びと夢を、未来に向けて~今、考えてみよう!生きることは学ぶこと」をテーマに第21回全国生涯学習フェスティバル「まなびピア埼玉2009」が、平成21年10月30日(金)から11月3日(火・祝)までの5日間、埼玉県「さいたまスーパーアリーナ」をメイン会場に県内各市町村において開催された。
「まなびピア」とは生涯学習の「学び」と「ユートピア(理想郷)」を掛け合わせた造語で、平成元年から始まり、各都道府県持ち回りで毎年開かれており、あらゆる世代の人たちが学ぶ楽しさや大切さを感じ、「学び」のきっかけづくりを提供する全国規模の参加体験型イベント。
今回、設けられた全珠連ブースと体験コーナーは栗原正之全珠連埼玉県支部長・有山秀男実行委員長ほか同支部各地区会員約20名が日替わり交代で、5日間、入場者の対応に奔走した。
さいたまスーパーアリーナ1階「生涯学習見本市」は、学校・企業などが展示を通じて、学びの成果や商品を紹介するコーナー。
今回187団体が出展する中、全珠連ブースには「そろばん神輿」や珍しいそろばん(長桁そろばん・中国そろばん・ロシアそろばん・視覚障害者そろばん等)、そろばん学習情報・図表等が設置され、全珠連のマスコット「パチ&パッチー」と「そろばんのぼり旗」が来場者を出迎えた。
コーナーでは多くの入場者が実際にそろばんを触り、担当者に質問を浴びせ、多彩な学びを体験していた。
「生涯学習体験広場」でそろばん体験教室
※そろばん玉を使ったストラップ・ブレスレット作りに挑戦=そろばん体験教室コーナー
2階コンコース内「生涯学習体験広場」は、ものづくりや実験などを体験するコーナーで、49団体が出展。
全珠連は、来場者にそろばんの基本プリント計算(数の置き方・最も簡単な計算)のチャレンジコーナーとそろばんのバラ玉で、携帯ストラップやブレスレットを実際に作ってもらう体験教室を設けた。(毎日400人計2000人分を用意)
どちらも母親に連れられた幼児からお年寄りまで、だれでも参加できることで、担当者も大忙し。ストラップづくりに男子高校生が夢中になって取り組んでいる珍しい光景も見られた。
「さいたまスーパーアリーナ」ゲート前ステージでフラッシュ暗算を実演
※全珠連マスコットのパチ&パッチーが来場者にそろばんのPR
「さいたまスーパーアリーナ」ゲート前ステージ「ステージ発表」において53団体が抽選によって発表日と時間が決定され、音楽や伝統芸能などの日ごろの成果を発表した。全珠連は平日の11月2日が発表日で、午前10時30分から11時30分の1時間、フラッシュ暗算の実演が行われた。
各ゾーンとも人が絶えることなく、盛況な催しとなり、老若男女が大勢押し寄せ、各担当所も休む暇のない忙しさ。
今回、全珠連マスコットのパチ&パッチーが初めて見た人にも名前が分かるように名札を付け、アリーナ入口から全珠連ブースまでの移動中、遠く離れたところからも「カワイ―イ」の声が連呼した。
県全域の総入場者数224万人と大盛況の賑わいとなったこの催しは生涯学習にかかわる活動の場を全国的な規模で提供することで、広く国民一人ひとりの生涯学習への意欲を高めるとともに、学習活動への参加を促進し、生涯学習の一層の振興を図ることを目的としている。
その目標の一端を「そろばん」が担えたフェスティバルであった。なお、次回、第22回は高知県で開催される予定。
- [2009/12/31 12:34]
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