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平成21年度全日本珠算選手権大会速報 

清水章臣選手(東京都・高2)に珠の栄冠
平成21年度全日本珠算選手権大会速報

いざ!頂点を目指して・精鋭たちのそろばんの夏

いざ!頂点を目指して・精鋭たちのそろばんの夏=小山市・栃木県立県南体育館
※平成21年度全日本珠算選手権大会=小山市・栃木県立県南体育館

 全珠連の夏の一大イベント・平成21年度全日本珠算選手権大会は8月8日(土)・「そろばんの日」に栃木県小山市「栃木県立県南体育館」に韓国からの代表2名を含む479名の選手が参加して開催された。
 セレモニーでは、地元・出居寿貴哉(いでい じゅきや)選手(小6)の力強い宣誓が会場に響き、選手たちの緊張の度合いも最高潮。
 競技は種目別フラッシュ暗算競技から始まり、個人総合競技・種目別競技(読上暗算・読上算)、都道府県対抗競技と進み、注目の個人総合競技優勝「平成21年度そろばん日本一」に東京都の清水章臣選手(しみず あきしげ=高2・17歳)が輝き、「珠の栄冠」を手にした。
 清水選手は6種目合計1,500点満点のうち、見取暗算以外はすべて満点。合計1,495点で初優勝を飾った。

個人総合競技優勝 ~そろばん日本一~
  清水 章臣(東京都)

日本一に輝いた清水選手(東京都)
※日本一に輝いた清水選手(東京都)


各種目で熾烈な「そろばんファイト」  ~種目別競技~

フラッシュ暗算競技優勝
  石川 和枝(沖縄県)  3連覇!

フラッシュ暗算競技3連覇の石川選手
※フラッシュ暗算競技3連覇の石川選手

 開会式後、すぐに行われたフラッシュ暗算競技では、2桁10口4秒の予選問題から始まり、12名が決勝に進み、3桁20口2.7秒で3名の選手に絞られ、3桁20口2.5秒で優勝が争われた。
 結果、沖縄県の石川和枝選手(大2・20歳)が優勝し、2位に大阪府の新名選手が輝いた。
 石川選手はこの競技で3年連続の優勝を果たした。

読上暗算競技優勝
  堀内 祥加(千葉県)

読上暗算優勝の堀内選手
※読上暗算優勝の堀内選手

 個人総合競技後に行われた読上暗算競技では第1問、第2問で正答者が出ずに第3問(5桁から14桁の加減算)を千葉県の堀内祥加(ほりうち ひろか)選手(大2・19歳)がただ一人正答し、優勝した。

読上算競技優勝
  渡辺 紗知(宮城県)  2連覇!

堂々の2連覇・渡辺選手
※堂々の2連覇・渡辺選手

 昨年度大会に引き続いて宮城県の渡辺紗知(わたなべ さち)選手(大2・19歳)が優勝を飾った。

都道府県対抗競技優勝
  愛知県
   ~2位に静岡県・3位に東京都~

都道府県対抗競技優勝の愛知代表=左から小山晃登・小山素佳・堀田紳也各選手
※都道府県対抗競技優勝の愛知代表=左から小山晃登・小山素佳・堀田紳也各選手

 小山晃登・小山素佳・堀田紳也各選手代表による愛知県が優勝し、2位に静岡県、3位に東京都の代表が輝いた。


『小学生そろばん日本一』
 愛知県・小山 晃登選手が獲得 1,410点の高得点

小山選手が獲得 『小学生そろばん日本一』
※小山選手が獲得 『小学生そろばん日本一』

 昨年度大会から新設された小学生参加選手の総合競技最高得点者に与えられる「小学生そろばん日本一」。
 総合競技において1,300点以上獲得の小学生が5名誕生。そのうちの最高得点者1,410点を獲得した小山晃登(おやま あきと)選手(小6・11歳)が優勝した。
 あわせて小学生優秀選手には兵庫県の鈴木ひとみ選手(小6・11歳)を始め、合計9名の選手が選ばれた。なお、地元栃木県の小学生最優秀賞に選手宣誓を行った出居寿貴哉選手(小6・11歳)が輝いた。