第2回世界珠算暗算競技会 

日本代表選手、健闘
第2回世界珠算暗算競技会

 8月18日、中国・深圳市の「五洲賓館」を会場に、2回目となる世界珠算暗算競技大会が開かれた。
 参加した選手の数は、総勢101名。日本から土屋宏明(宮城)、清水章臣(東京)、堀内祥加(千葉)の3選手が大会に参加し、世界の珠の強豪とその腕を競った。
 結果、日本勢は団体3位、個人では土屋選手が4位、堀内選手8位、清水選手11位と健闘した。
 中国代表が圧倒的な強さを見せて、上位を占め、世界のレベルを見せつけた。

世界の珠の強豪と激突・日本代表

※世界の珠の強豪と激突・日本代表

中国・韓国・日本ほか各地から101名が参加

※中国・韓国・日本ほか各地から101名が参加

珠算暗算学術シンポジウム、中国・深圳市で開催 

「そろばんと脳」に関する多数の研究発表
韓国から「珠算復活への実例」紹介


珠算暗算学術シンポジウム、
 中国・深圳市で開催


 8月18日、中国・深圳市の「五洲賓館」を会場に珠算暗算学術シンポジウムが開かれた。世界珠算暗算連合会主催によるこの研究発表会には、加盟する中国・韓国・日本・台湾ほか各地から珠算教育団体の代表者が一堂に会し、参加者は休憩なし、約4時間の発表に耳を傾け、交流と情報交換がなされた。
 今回の発表は8件で、算法・指導法よりも「そろばんと脳」に関する内容が主流を占めた。
なお、韓国代表の発表には、「2002年までの20年間、国内から珠算が消えた。児童の学力低下が珠算教育の再評価となり、2003年から復活のキャンペーンが行われて、現在、急速に回復している」という、衝撃的な事実と取り組みが報告された。

平成19年度全日本珠算選手権大会 

大会トピックス
平成19年度全日本珠算選手権大会

「坂の町」・尾道でそろばん「頂上」決戦

 平成19年度全日本珠算選手権大会の開催地・尾道市は尾道三山と尾道水道に囲まれ、数多くの文人に愛され、映画のロケ地にもなっている土地柄。会場となったのは県立びんご運動公園健康スポーツセンター。選手が実力を十分に発揮できるように、と選手間のスペースも広く取られた場内。日本一を決定するにふさわしい環境の中、熱戦が繰り広げられた。今年度の日本一と各競技の優勝者、参加選手の声をリポートした。

満点決勝戦!土屋選手(左)と堀内選手(右)


満点決勝戦の結果、土屋選手の4連覇を阻み、初優勝
個人総合競技・読上暗算競技 優勝
 堀内祥加(ほりうち ひろか)選手(千葉県)

個人総合・読上暗算競技優勝 堀内祥加選手(千葉県)

まだ、信じられません。大会では、3年前に1,490点、2年前に1,495点、1年前が1,485点で、自分の一番得意な読上暗算でも、本番は16桁を合わせられずに、悔しい思いをしてきました。
 今年は自分を信じて、実力を出し切りたいと、母である先生と二人三脚で、今日まで頑張ることができました。
 ここまで来るのは、すごく長かったけど、達成感でいっぱいです。1日の練習時間は2、3時間。大会の前は7時間ぐらい練習しました。スランプになることもありますが、そんなときはひたすら戻るまで練習します。
 本当にまさかの優勝だったので、来年もプレッシャーに負けずに、今年のようにしっかりとした気持ちで臨んで、満点を取れればいいです。
 そろばん生活13年の中で一番うれしいです。苦しいときも、いっぱいあったけど、そろばんやっててよかったです。
(初出場は中学2年生。今回で5回目の出場)

フラッシュ暗算競技 優勝
 石川和枝(いしかわ かずえ)選手(沖縄県)

フラッシュ暗算競技優勝 石川和枝選手(沖縄県)

とても嬉しいです。来年は今年より、もっと良い結果を残せるように頑張りたいです。暗算16桁をもっと正確に当てられるようにしたいです。練習は1日に2~3時間。
 自分の出せる限りの力を出せたと思うので、悔いはないです。また来年に向けて、努力したいです。
(初出場は小学5年生のとき。8回目の出場)

読上算暗算競技 優勝
 糸数めぐみ(いとかず めぐみ)選手(大阪府)

読上算競技優勝 糸数めぐみ選手(大阪府)

優勝できて、とてもうれしかったです。1年ぶりの全日本大会出場で、とても楽しく競技ができました。今年から沖縄を離れ、大阪の大学に通い始めたので、環境の違いなどに戸惑いましたが、たくさんの方々に助けられました。優勝も決して、自分一人の力ではないので、感謝の気持ちを忘れず、優勝したことを誇りにしたいです。
 1日の練習は2時間。スランプになったときは、ひたすら練習します。来年は今年以上に練習して、読上算以外の競技でも上位入賞できるよう、目標に向かって頑張りたいです。今大会は会場も広く、ゆったりと座ることができました。もみじまんじゅうが名物らしいので、買って帰りたいです。
(初出場は小学6年生。8回目の出場)

都道府県対抗競技 優勝
 石川県チーム
  (東 雅紘 選手・桝田香代子 選手・松田沙也香 選手)

都道府県対抗競技優勝 石川県チーム

びっくりして、心臓が止まりそうになりました。でも、すごくうれしかったです。(東選手)

1回勝てればいいかなあ、と思っていたので、優勝して、とってもびっくりしたし、すんごく、うれしかったです。(桝田選手)

優勝なんて、夢にも思っていなかったので、運がよかったのかなあと思いますが、3人で仲良く、がんばった結果が優勝ということは、最高にうれしいです。来年も3人で力を合わせて、頑張ります。(松田選手)
(3人合わせて珠算26段・暗算29段)

最年少出場選手
 ルネ・オオシマ 選手(ハワイ 小3・8歳)

最年少出場選手 ルネ・オオシマ選手(ハワイ 小3・8歳)

そろばんを始めたのは5歳からです。開法が好きです。1日2時間、練習します。学校での好きな教科は体育です。大会は緊張しました。来年も出てもっと頑張りたいです。
(珠算初段・暗算初段)

最年少出場選手
 永吉阿衡(ながよし あこう)選手(愛媛県 小3・8歳)

最年少出場選手 永吉阿衡選手(愛媛県 小3・8歳)

保育所のときからそろばんを始めました。わり算と暗算が好きです。1日2時間ぐらい練習をします。全日本大会に出られて、うれしかったです。来年も出たいです。
(珠算初段・暗算初段)

最年少出場選手
 村田大典(むらた たいすけ)選手(広島県 小3・9歳)

村田大典選手(広島県 小3・9歳)

そろばんを始めたのは5歳くらいから。割り算が好きです。1日1~2時間、練習します。今日の感想は「難しかった」。大きくなったらそろばんの先生になりたいです。
(珠算初段・暗算3段)

地元開催に燃えた広島選手団

地元開催に燃えた広島選手団

 服部亜依(はっとり あい)選手(広島県 中1・13歳)

そろばんを始めたのは7歳からです。暗算が好きです。1日2時間練習します。全日本大会は、すごい速さで指を動かす人がたくさんいるし、自分はぜんぜんできなかったけど、フラッシュ暗算とかで挙手できる人をすごいと思いました。たくさん勉強になるし、それまでの練習に精が出るから、来年も出たいです。
(珠算3段・暗算5段)