岡山で小学校現職教員30名を対象にそろばん研修会実施 

各地の話題・岡山

プロジェクターを使って「はっきり・ゆっくり」説明
 算数の授業での活用例も解説

岡山で小学校現職教員30名を対象に
  そろばん研修会 実施


 8月24日(木)午後1時から、岡山県生涯学習センターを会場に全珠連岡山県支部主催による小学校現職教員対象珠算研修会が開かれた。
当日の参加者は30名で、講師は珠算教育研究所主任研究員の岡久泰大氏。
 「算数科のそろばん」を演題に、初めにハンガリーで行われていたそろばんを使っての算数の授業がプロジェクターの大きな画面に映し出され、そろばんが利用されている様子が紹介された。
 続いて、画面ではそろばんの説明が始まり、そろばんの珠がゆっくりと画面上で動いていく。それに合わせて受講者の指がパチパチと動き出した。また、算数の授業での活用例の説明では、しきりにメモを取り、熱心に受講する姿が見られた。
 「はっきり・ゆっくりと講義が進められて、非常に聞きやすく、分かりやすい」との感想も聞かれ、受講者には好評。
また、質問では「出前授業」のことを詳しくたずねられる等、今回の研修会後もそろばん授業の要請校が増える様子が伺えた。

スクリーンでゆっくり動くそろばんで理解深まる=岡山県生涯学習センター

※スクリーンでゆっくり動くそろばんで理解深まる=岡山県生涯学習センター

参加者約30名が真夏のそろばん研修にトライ

※参加者約30名が真夏のそろばん研修にトライ

静岡県そろばんの日 

各地の話題・静岡

表彰者・保護者総勢1,100余名が一堂
静岡県そろばんの日
 (優秀模範生徒表彰式典)


 第42回静岡県そろばんの日(優秀模範生徒表彰式典)が8月25日、コンベンションホール・グランシップにおいて盛大に挙行された。(静岡県支部主催)
 本年度の受賞者は604名で、付き添いの保護者が約600名、来賓20名と多数出席の中、盛大に表彰者を祝った。
受賞者の資格は、珠算・暗算ともに1級以上に合格した者、中学生以上は段位、高校生は三段以上に合格(または昇段)した者と学習意欲のある模範生徒。 
 一人ひとりがステージで、クリスタル調の表彰楯を受け取る姿・様子が、舞台中央のスクリーンに大きく映し出されると、保護者は大喜びで、この様子を見守っていた。
 当日は平成17年度中の暗算十段合格者・古橋美里さんの表彰も行われ、また、そろばんの日の協賛事業である作文・詩コンクールの表彰と朗読も披露された。(1位のみ)
 なお、第2部のフラッシュ暗算とお楽しみ抽選会の様子も翌日の新聞に掲載され、テレビでも放映され、大きなPRとなった。
 杉山忠郎支部長は当日の祝辞で、「教育の基本は昔から読み書きそろばんである」と強調し、また、運営に当たった支部関係者は「珠算教育の発展のために、そろばんを一生懸命に頑張って来た生徒と珠算教育に理解のある保護者が一堂に集まる表彰式を『静岡県そろばんの日』として継続して行う予定です」と今後の意気込みを語った。

くわしくはこちらへ
  http://www.web-g.jp/sorobanshizuoka/

感激も倍加。スクリーンの大画面に映し出される表彰者。

※感激も倍加。スクリーンの大画面に映し出される表彰者。

第33回そろばん奉謝追福祭 

各地の話題・兵庫

故会員を偲び、古そろばんに感謝
第33回そろばん奉謝追福祭
  -西宮・熊野神社 毛利重能先生顕彰碑前で-

 夏の全国高校野球が始まった兵庫県西宮市の甲子園球場から数分のところにある熊野神社。静寂に包まれた境内には算学神社と算学者・毛利重能(もうり・しげよし)先生の顕彰碑がある。
 昭和43年、全珠連では8月8日(パチパチ)を『そろばんの日』と定め、多種多様な行事が各地で行われている。その中の一つとして、この顕彰碑前において、そろばんに感謝するとともに前年度内に逝去した会員の功績を讃える慰霊祭が合わせて執り行われている。
 今年も8月6日(日)、関係者が集まり、『第33回そろばん奉謝追福祭』が営まれた。(全珠連兵庫県支部主催・全珠連後援)
 にぎにぎしく、鳴きしぐれる蝉の声とともに始まった式典は、次の式次第に沿って厳かに執り行われた。

厳粛なセレモニーを終えて。西宮市熊野神社内毛利重能先生顕彰碑前で

※厳粛なセレモニーを終えて。西宮市熊野神社内毛利重能先生顕彰碑前で

感謝を込めて古そろばんの焼却供養。

※感謝を込めて古そろばんの焼却供養。

式次第(敬称略)
開会の言葉 兵庫県副支部長 西口 龍彦
挨拶 兵庫県支部長 蔵本八十八
   全珠連理事長 賀藤 榮治
物故者慰霊祭
 (毛利重能先生、珠算関係物故者43名)
   斎主 宮司 宮崎 浩史
 ◎修祓
 ◎算学神社祝詞奏上
 ◎降霊
 ◎祭文奏上
 ◎玉串奉奠  奈良県支部長 増田泰治
               参拝者一同
 ◎撤饌 
 ◎昇霊
追福神事
 ◎古そろばん修祓
 ◎古そろばんによるはじき納め
            (参加者一同)
 ◎古そろばん祭詞奏上
 ◎追福,焼却奉納
 ◎算学神社玉串奉奠
      兵庫県支部長 蔵本八十八
      全珠連理事長 賀藤 榮治
閉会の言葉 支部広報部長 嘉嶋 勝彦

*毛利重能(もうり・しげよし)先生
 日本において、そろばんによる計算方法を初めて教授したといわれる。珠算指導者の元祖。江戸時代の元和8年(1622年)、珠算の教本のルーツといえる「割算書(わりざんしょ)」を著す。

*毛利重能先生顕彰碑について
 先生の功績を讃えて、(社)全国珠算教育連盟、日本珠算連盟、日本数学史学会の三者が、顕彰碑建立実施委員会を組織し、珠算教育者・学習者に協力を呼びかけて、顕彰碑が兵庫県西宮市に完成。昭和47年(1972年)10月10日、関係者が集い、除幕式が執り行われた。

珠算の興隆を見守り続ける顕彰碑

※珠算の興隆を見守り続ける顕彰碑