まなびピア鳥取2005 

全珠連ブースは学びのオアシス
第17回全国生涯学習フェスティバル
「まなびピア鳥取2005」


 第17回全国生涯学習フェスティバル「まなびピア鳥取2005」は平成17年10月9日~15日の7日間、鳥取市の主会場を初めとする東部・中部・西部の四会場で開かれた。
 主会場の布勢総合運動公園内体育館では、鳥取県支部・大下良美支部長のもと、支部会員一丸となって全珠連ブースを開設、来場する人々にそろばんのすばらしさをPRした。

 このフェスティバルは、小さな子どもから高齢の方に至るまで、あらゆる世代の知識欲を刺激し、主体的に学ぶことの楽しさや大切さに触れることで、学びの輪を広げ、真の生涯学習社会の実現に向けて、大きな役割を担っている。
 今回の鳥取県開催では「夢砂丘 学びのオアシス探そうよ」のキャッチフレーズとともに学びとの出合い、人々との出会いを通して、一人ひとりの夢や可能性が大きく広がり、地域全体に活力が満ちるフェスティバルを目指している。
 なお、10日(体育の日)には一般入場者の来場前に秋篠宮様、紀子様が会場を視察された。
 残念ながら、全珠連ブースへはお立ち寄りならなかったが、お帰りの際、長桁そろばんを持ったパチとパッチーを見つけられ、中を覗き込まれる姿が見られた。

実力者の妙技に感嘆の声 屋外ステージでの暗算実演

 10日の屋外ステージでは、12時15分から県大会小・中・一般の部の優勝者3名と広島県の伊藤由夏さん(16年度全日本珠算選手権大会読上算・フラッシュ暗算優勝者)を迎えての模範演技が披露された。
このほか、乗除見取算・伝票算も行われ、実力者たちの妙技がスクリーンに映し出されると、見学者から驚きと感嘆の拍手が惜しみなく送られた。
 体育館内のブースでは、パチとパッチーのぬいぐるみがお出迎え。珠算歴史パネルや昔のそろばん、いろいろなそろばんが展示され、そろばん珠を使ったストラップ作りやパソコンを利用しての暗算コーナーにも人気が集まった。

長桁そろばんで見取算にチャレンジ

 また、125桁の長桁そろばんで見取算挑戦コーナーが設けられ、ここはいつも満席。
 「何十年ぶりにそろばんをはじいてみたが、指が思うように動かなかった。けれど楽しかった」という一般男性や年配の女性の姿も見られ、子どもから大人まで、まさに生涯学習フェスティバルにふさわしい全珠連ブースの盛況ぶりであった。
 このまなびピア、来年度は茨城県へと引き継がれる。

パチとパッチーがお出迎え

※パチとパッチーがお出迎え

フラッシュ暗算に会場どよめく

※フラッシュ暗算に会場どよめく

実りの秋・東京そろばんメッセ2005 

 平成17年度「東京そろばんメッセ」が、9月18日、全珠連東京都支部会館において開催、同支部恒例・秋のイベントは快晴のもと、定刻10時、山口支部長の開会宣言でスタートした。

 当日は、同支部会員のほか、遠く近畿や東北からも参加し、各フロアーに設けられた協賛団体による販売コーナーは大いに賑わいをみせた。
 また、ここ数年、特別企画として行われているパソコン講習は、今回も専門講師を迎え「ひと味違った賞状作り」をテーマに午前と午後の2回行われた。
 なお、この部屋では「先生手作りオリジナル作品展示コーナー」も同時開催され、パソコン作品に対する関心の高さが感じられた。
 一方、地下フロアーではゲームやお楽しみ抽選会で、歓喜の声が湧き上がっていた。また、2階の和室では和やかな雰囲気の中、熱い「そろばん談義」の声が途切れることなく響いていた。
 午後3時、盛会裏に終了後、支部関係者によって次年度へ向けての反省会が心地よい疲労感の中で行われた。

そろばんメッセ

※東北・近畿からも多数ご来場

小惑星に 「Soroban」 と命名 

 このほど、アマチュア天文家・前野拓氏(徳島県阿南市在住)によって2001年10月18日、みこと天文台で発見された小惑星に「Soroban」の名が命名された。

 正式な学術名は「55477Soroban」で、国際天文学連合の小天体命名委員会がこの名を正式に認定したもの。
 この小惑星「Soroban」は、地球から約4億4000万キロメートル離れたところ、火星と木星の間にある小惑星帯の中に位置し、大きさは直径約10キロメートル弱。明るさは19.6等星で、残念ながら肉眼では見えない。そろばんの日・8月8日には、乙女座と天秤座の境界付近に位置している。
 なぜ、Soroban?前野氏にその理由を聞いてみると、3つの理由が返ってきた。
 ①日本文化の1つであるそろばん、江戸時代の天文方も暦の編集や彗星が出現したときなど、その軌道を求めるための計算にそろばんが欠かせない道具であったと考えられること。

 ②“現代のコンピュータ時代にあってそろばんを習うことが子どもの成長過程に大切である”との信念のもと、そろばん指導をする友人と、その塾を始めた彼の父親、そして全国でそろばんを教えている先生、生徒に敬意を表するため。

 ③私の子どもに数感覚を身に付けてもらったそろばんに感謝の気持ちを込めて」。
 夜空の星の1つに「そろばん星」が存在する、夢のある話に関係者は喜びを隠せない。

そろばん星

※縦棒の上に少し輝きをみせる小惑星(2枚重ね焼き、前野氏提供)

成果を挙げて帰国 

第20回小・中・高校生そろばん訪米使節団

 全珠連主催による第20回小・中・高校生そろばん訪米使節団(実行委員長・梶川眞秀副理事長)は、8月12日、首相官邸表敬訪問を無事終了し、翌13日、一路アメリカ・ロサンゼルスへ向けて旅立った。
 今回、全国から参加した団員は合計30名。現地ではアメリカ支部(矢吹慎一支部長)協力のもと、公立学校でのそろばんデモや生徒へのそろばん指導が展開され、親善を深めた。
 また、本場での英会話学習、アクティビティ(レクレーション・バーベキュー・パーティ)、メジャーリーグ野球観戦・テーマパーク見学等、アメリカならではのアトラクションも堪能した。
 そして、恒例の日米珠算文化交流会は8月19日に開かれ、全米各地から集まった珠算選手と一緒にその腕前を競い合った。また、アトラクションでは子どもたち同士で、勉強した英語を使ってコミュニケーションをとり、交流を深め合った。
 なお、期間中、8月20日には全米珠算大会も開かれ、平成16年度全日本珠算選手権大会・小学校の部優秀選手に輝いた木塚康太くんが招聘され、その腕前を披露した。

首相官邸で記念撮影

※首相官邸で記念撮影

“一珠入魂” 精鋭集結 

~ねぶた祭りの熱気に負けない大会会場~

全日本珠算選手権大会トピックス

 前日までのねぶた祭りの熱気が覚めやらぬ本州最北の青森県。
 8月8日、全国の精鋭が集結して平成17年度全日本珠算選手権大会が開催された。
 熱気ムンムンとなった会場。過去、酷暑の際、大会会場で目にした氷柱が久しぶりに登場、各選手が日頃の実力を発揮し、すばらしい大会となった。特に開催県・青森から68名が参加し、各選手が奮闘した。今回の日本一ほか優勝者と、未来の日本一を目指す選手たちの声を拾ってみた。

◇接戦制した日本一、優勝選手の声

満点でV2 そろばん日本一 土屋 宏明選手(宮城)
 「ねらっていて取れたのでとてもうれしい。全般的に調子はよかったと思う。来年はV3をねらいます。」

読上算・フラッシュ暗算競技優勝 石川 和枝選手(沖縄)
 「初優勝、うれしい。昨年は読上暗算に優勝しているけど、とてもうれしい。個人総合がひどかった。沖縄はほとんどのところがクーラーが入っているので、暑さがきつかった。フラッシュ暗算では2.4秒がぜんぜんだめだったので、あきらめていた。だから、とてもうれしい。」

読上暗算競技優勝 堀内 祥加選手(千葉)
 「暑さはぜんぜん気になりませんでした。そろばんは4歳からやっています。おととし優勝して、去年は意識しすぎてダメでした。今年は余裕がありました。個人総合であと5点だった(1,495点)ので、来年は優勝をねらいたいです。」

◇がんばれ!小学生 未来のそろばん日本一

フラッシュ暗算小学生の部1位 山田 慎二選手(埼玉・小6)
 「小学校1年からそろばんをやっている。珠算4段・暗算4段。塾に入ったときからフラッシュ暗算をやっていた。テレビではテレビ東京の「おはスタ」とTBSにも出たことがある。そろばん以上に土・日にやっているソフトボールに夢中。」

鈴木 ひとみ選手(兵庫・小2・7歳)
 「たのしかった。3歳からそろばんをやっています。珠算2段・暗算8段」

毛芝 舞哉選手(兵庫・小3・9歳)
 「よかった。幼稚園の年中からそろばんをやっている。珠算2段・暗算4段」

渋谷 陸人選手(青森・小2・8歳)
 「585点取れた。5歳からやっている。練習は3時間ぐらいやる。毎日じゃない。段には受かっているけど、何段か、分からない」

都道府県対抗競技で健闘のハワイチーム

※都道府県対抗競技で健闘のハワイチーム

フラッシュ暗算小学生1位

※フラッシュ暗算競技小学生の部1位 山田 慎二選手(埼玉・小6)