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中国からの来館者 你好!そろばん!! 

中国からの来館者
你好!そろばん!!

 4月25日、お隣の大国「中国」から珠算関係者が、日本そろばん資料館見学に来館しました。

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 大人16名、小人1名の合計17名でした。平均年齢は30代前半。

 午前10時より、「日本そろばん資料館」館内DVD放映(15分)、館内説明(40分)。終了後、質疑応答および自由閲覧、おわりに記念撮影というスケジュールで進みました。

 参加者の多くが珠算教育関係者ということから、算法や小学校教育への質問など多岐にわたりました。

 真剣な眼差しで見学している姿勢に、正味2時間有益な時間を共有できました。

 大国「中国」の珠算レベルの高さを垣間見た気分にもなりました。

 その中で驚くべき発見もありました。

 天二地五の「中国そろばん」を初めて見た人がほとんどで、その使い方を質問されたときは正直「新発見」でした。

 中国にも同じような資料館は存在するとのこと、機会があれば一度訪れてみたい気持ちになった1日でした。

新聞社・雑誌社記者との珠算懇談会 

ゲストに向山宣義氏
新聞社・雑誌社記者との珠算懇談会

 3月22日、東京・経団連会館を会場に「新聞社・雑誌社記者との珠算懇談会」が開催された。
 春季に開かれているこの催しは全珠連が実施したアンケート結果報告・分析発表を兼ねて珠算教育の現状をマスコミ関係者に発表するもの。当日は朝日新聞社・読売新聞社ほか7社から記者8名が出席し、ゲストの向山宣義氏(玉川大学講師・全珠連学術顧問)の分析結果に聞き入った。
 今回のアンケートのテーマは小学1~6年生を持つ母親に行った「小学生のお金教育」。
 小学校校長として現場の豊富な経験を持つ向山氏からは「お金に関する教育は大切なことではあるものの、学校現場では直接行われていないのが実情。したがって、家庭での教育が大事」とした上で解説が行われた。
 結果項目ごとに、「もっと数字が少ないのが望ましいもの」、逆に「もっと大きい方がよいもの」を分析し、集まった記者にコメントした。
 珠算教育の実情報告では村上副理事長から珠算3団体による小学校のそろばん授業の状況が説明され、そろばんを使った実例で「おつりの計算・最小公倍数や最大公約数の求め方」等が解説された。 
 また、フラッシュ暗算の実例も示され、十段の問題がパソコンに表示されると、記者は一様に驚いていた。

珠算教育の現状も報告=東京・経団連会館

※珠算教育の現状も報告=東京・経団連会館