イタリア・シシリー島でそろばんの講義 

イタリア・シシリー島でそろばんの講義
英国 マルカリアン・キミエ氏の報告


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 8月18日からイタリア・シシリー島でエスペランティストの国際大会が開かれ、各地から約600人が参加した。
 期間中、英国在住のマルカリアン・キミエ氏がそろばんの講座を持ち、講習を通して参加者に教具としてのそろばんの役割を紹介した。
 会場設営の都合で、あいにくと指導用大そろばんのみによる指導となったが、用意されたプリントを参加者に配布し、対応した。
 講習では、そろばんの歴史から現在のそろばん教育の状況などが紹介され、従来の計算器具としての役割から「数の理解を深める」学校教育の場での重要な役割を担っている点が説明された。
 今後、地域プログラム担当者との間で現地の学校でのそろばん指導等が検討されているとのことで、実現すればそろばん教育をさらにアピールできると期待されている。


珠算友好の旅 ドキドキ!そろばん指導 

第24回日本小・中・高校生そろばん訪米使節団


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そろばんで交流 コーキー・マクミリン小での指導


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講堂で行われた珠算実演に目をみはる児童たち


 8月13日からアメリカ・ロサンゼルス、サンディエゴ、アナハイム等で「そろばん大使」として珠算交流と親善を行った第24回日本小・中・高校生そろばん訪米使節団(団役員5名・団員26名)一行は9日間の珠算友好の旅を終え、8月21日に帰国した。
 期間中、公式行事である公立学校でのそろばん指導とフラッシュ暗算等のデモンストレーションはサンディエゴのコーキー・マクミリン小学校で行われ、団員一人ひとりが同校児童にそろばんを指導し、珠算でコミュニケーションを深めた。

中国・済南市で第4回世界珠算暗算競技大会 

「そろばん世界一」を目指して熱戦
世界珠算暗算連合会常務理事会が併催

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一致団結 「そろばんチーム・ジャパン」


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梶川全珠連理事長が出席・世界珠算暗算連合会
常務理事会


 8月13日、中国済南市において第4回世界珠算暗算競技会が開催された。
 大会は学前・学生・選手の部の三部門に分けられており、選手の部には7団体22名が参加、日本からは全珠連代表として平成23年度全日本珠算選手権者の若松尚弘選手、日珠連から堀内祥加選手、全珠学連から勝又美貴選手がそれぞれ参加し、最大のライバル中国珠算心算協会チームと「そろばん世界一」の座をかけて、技を競い合った。
 惜しくも優勝は逃したものの、団体で1等賞、個人でも三選手が1等賞を獲得し、入賞に輝いた。
 また、この大会では(社)全国珠算教育連盟が加入している世界珠算暗算連合会の常務理事会が併催されており、梶川眞秀全珠連理事長が出席し、日本における珠算教育の歴史が報告された。

第53回全伯珠算選手権大会  

第53回全伯珠算選手権大会

178名が熱戦「2011 そろばんブラジル一」を目指して

実力を発揮。2010年チャンピオンから5位の選手=サンパウロ市
※実力を発揮。2010年チャンピオンから5位の選手=サンパウロ市

 ブラジル珠算連盟(斉藤良美会長)主催による第53回全伯珠算選手権大会が平成23年11月6日(日)、サンパウロ市ビラ・マリアナ区「サンパウロ天理会館ホール」を会場に、178名の選手が参加して開催された。
 午前9時、開会式が行われ、ブラジル国歌斉唱、日本国歌斉唱、選手宣誓と続き、主催者を代表して斉藤会長がポルトガル語で挨拶を行った。全国珠算教育連盟理事長杯及び同支部長杯返還式の後、ジウマ・ロウセフブラジル共和国大統領の祝電と梶川眞秀全国珠算教育連盟理事長の祝辞が披露され、開会式を終了した。
 引き続き、C、D、E各クラス(7級から15級)を一緒にして競技が開始され、総合問題(乗算・除算・見取算)、フラッシュ暗算、読上算、読上暗算と続き、最後にプローバ・スープレーザを行い、早く問題を解いた生徒賞品が渡された。
 それぞれの競技が終わり、カテゴリー別で表彰を受けた後、全国珠算教育連盟ブラジル支部長杯(Cクラス)が田中せいじフェリッペ君(エスコーラ平成)に贈られ、午前の部が終了した。
 昼食をはさみ、午後1時15分から段位・A・B各クラス(段位から6級)の競技が開始された。午前同様、総合問題、フラッシュ暗算、読上算、読上暗算が行われたあと、加藤福太郎杯(段位・Aクラス)及び加藤ジョエル杯(Bクラス)争奪戦が行われた。それぞれ杯の問題はプローバ・スープレーザに統一した。
 加藤福太郎杯は剣持ゆかりメリッサさん(芳洋学園)に加藤ジョエウ杯は三宅めぐみジェシカさん(バストスそろばん連盟)が獲得した。各カテゴリーでの表彰後、全国珠算教育連盟理事長杯(Bクラス)が玉江だいすけヴィトル君(エスコーラ平成)、(Aクラス)が金城あけみサブリーナさん(バストスそろばん連盟)に贈られ、全国珠算教育連盟理事長杯(段位クラス)は、津村屋りえラリッサさん(バストスそろばん連盟)が獲得し、読上算、読上暗算ともに制して優勝に華を添えた。
 閉会式では、斉藤会長が閉会の挨拶を述べ、選手たちの健闘に敬意を表し、保護者を始め、教師、お手伝いの方々に対して労いの言葉が述べられて、大会は盛況のうちに終了した。

入賞者は次のとおり。(各級1位のみ・敬称略)

段位 津村屋りえラリッサ
     (バストスそろばん連盟)
1級 金城あけみサブリーナ
     (バストスそろばん連盟)
2級 山根ヤスミン・ダ・シルバ
     (バストスそろばん連盟)
3級 ロー東せいやカルロス
     (是枝塾)
4級 三宅めぐみジェシカ
     (バストスそろばん連盟)
5級 ゲンカゆうじレアンドロ
     (エスコーラ平成)
6級 池崎たいようドウグラス
     (エスコーラ平成)
7級 竹下けんじムリロ
     (エスコーラ平成)
8級 ウェスリー・マシャード・ソウザ
     (UCENS)
9級 照屋みずきアリネ
     (ピラチニンガ芳洋)
10級 小山みほサブリーナ
     (栗の実イジオーマ)
11級 安永ケニー・ヴィニシウス
     (エスコーラ平成)
12級 ルカス・マルケス・バーホス・フィゲイラス
     (エスコーラ平成)
13級 佐々木ちずえカロリーネ
     (ピラチニンガ芳洋)
14級 オヤフソきみブルナ
     (エスコーラ平成)
15級 荒垣いさおグスターヴォ
     (エスコーラ平成)
特別組 藤川あゆみヴィヴィアン
     (コレジオ・グーテンベルグ)

第52回全伯珠算選手権大会開催 

第52回全伯珠算選手権大会

サンパウロ市で開催
中西ケリーさん、二連覇!ブラジルそろばん一!


実力を発揮。2010年チャンピオンから5位の選手=サンパウロ市
※実力を発揮。2010年チャンピオンから5位の選手=サンパウロ市

 ブラジル珠算連盟(斉藤良美会長)では、11月7日、サンパウロ市ビラ・マリアナ区にあるサンパウロ天理会館ホールを会場に、160名余りの選手が参加して第52回全伯珠算選手権大会を開催した。
 午前9時、開会式が行われ、ブラジル国歌斉唱、日本国歌斉唱、選手宣誓、全国珠算教育連盟理事長杯及び同支部長杯返還式と続き、ルイス・イナシオ・ルーラ・ダ・シルバブラジル共和国大統領の祝電及び祝辞が披露された。主催者を代表して斉藤会長がポルトガル語で挨拶し、開会式を終了した。
 引き続きBクラス、Cクラス、Dクラス、Eクラス(4級~15級)を一緒にして競技が開始され、総合問題、フラッシュ暗算、読上算、読上暗算と続き、最後に加藤ジョエル杯争奪戦が全員で行われた。
 今回は、午前部に全体の八割の参加者が集中し、D・Eクラスはテーブルに2人ずつ並んで座る状態であった。それぞれの競技が終わり、カテゴリー別で表彰を受けた後、全国珠算教育連盟ブラジル支部長杯(Cクラス)が長谷川かずえレイラさん(コレジオ・グーテンベルギ)に、全国珠算教育連盟理事長杯(Bクラス)がゲンカゆうじレオナルド君(エスコーラ平成)にそれぞれ贈られ、午前の部が終了した。
 昼食をはさみ、午後2時15分から段・Aクラス(段位から3級)の競技が開始された。午前同様、総合問題、フラッシュ暗算、読上算、読上暗算が行われたあと、加藤福太郎杯争奪戦となった。今年も加藤杯の問題は「数独」に統一し、各レベルに合わせて難易度が調整された。
 各カテゴリーでの表彰後、全国珠算教育連盟理事長杯(Aクラス)が玉城りつこヘナたさん(芳洋学園)に贈られ、全国珠算教育連盟理事長杯(段位クラス)は、中西ケリーさん(バストスそろばん連盟)が獲得し、フラッシュ暗算、読上算、読上暗算ともに征して完全優勝し、二連覇に華を添えた。
 ただちに閉会式が行われ、斉藤会長が閉会の挨拶述べ、選手達の健闘に敬意を表し、父兄を始め、教師、お手伝いの方々に対して労いの言葉を述べて、第52回全伯珠算選手権大会を盛況のうちに終了した。

ブラジル支部長杯獲得=長谷川選手 ※ブラジル支部長杯獲得=長谷川選手

加藤ジョエル杯獲得=浦河選手 ※加藤ジョエル杯獲得=浦河選手

加藤福太郎杯獲得=長尾選手 ※加藤福太郎杯獲得=長尾選手

全珠連理事長杯(Aクラス)獲得=玉城選手 ※全珠連理事長杯(Aクラス)獲得=玉城選手

全珠連理事長杯(Bクラス)獲得=ゲンカ選手 ※全珠連理事長杯(Bクラス)獲得=ゲンカ選手

全珠連理事長杯(段位クラス)獲得=中西選手 ※全珠連理事長杯(段位クラス)獲得=中西選手

入賞者は次のとおり。(1位のみ・敬称略)

段位 中西ケリー
     (バストスそろばん連盟)
1級 玉城りつこヘナタ
     (芳洋学園)
2級 金城あけみサブリーナ
     (バストスそろばん連盟)
3級 湯浅しんじダニエウ
     (バストスそろばん連盟)
4級 山根ヤスミン・ダ・シルバ
     (バストスそろばん連盟)
5級 ヒサツゴいずみダニエーレ
     (バストスそろばん連盟)
6級 玉江だいすけヴィトル
     (エスコーラ平成)
7級 矢野のりゆきグスターヴォ
     (エスコーラ平成)
8級 カワカツあけみヴェロニカ
     (セニブラス)
9級 アベるみイザベレ
     (コレジオ・ブラジリス)
10級 島田マルセーラ
     (コレジオ・グーテンベルギ)
11級 和田ちえカロリーナ
     (コレジオ・ブラジリス)
12級 吉田みずきアレキシア
     (セントロ・エドゥカシオナウ・ピオネイロ)
13級 長谷川みつえリジア
     (コレジオ・グーテンベルギ)
14級 該当者なし
15級 マリア・エドゥアルダ・マルチネス
     (コレジオ・ブラジリス)
特別組 小山みほサブリーナ
     (コレジオ・ポリクルソス)
加藤福太郎杯 長尾ともこナターリア
     (バストスそろばん連盟)
加藤ジョエウ杯 浦河あきおガブリエウ
     (エスコーラ平成)

まるかりあん君枝先生のそろばんだより  

まるかりあん君枝先生のそろばんだより
             <キューバ編>


4つの地域で約20回のデモンストレーション

 イギリス在住のまるかりあん君枝氏が中米・キューバに赴き、約3週間の滞在で、日本文化であるそろばんと折り紙を紹介した。

そろばん使って楽しく演算
※そろばん使って楽しく演算

キューバで珠算式暗算の紹介

 キューバ側から招待を受けたわけでもない、突然、そろばんを紹介したいといってもその交渉は難しいかもしれないが、キューバエスペラント協会の会長、フリアン・フエルナンデス氏に交渉してみた。
 フエルナンデス氏は、2007年、京都・嵐山で開かれた世界エスペラント語教育者大会で岡田和也君、るうさん兄妹の掲示数暗算からフラッシュ暗算までデモンストレーションを観ておられるので、書きやすかったです。
 日本文化のそろばんと折り紙を複数の地域で紹介したいと書き送ったら十月になって快諾の便りを受けました。
 キューバのことはあまり知りませんが、言語はスペイン語。平均収入は15ドル、教育に熱心で、海外に、特に南米諸国へおびただしい数の医者、教員を動員していると聞いていました。それなら、そろばんは買えなくても、教育に熱心な国、そこに珠算式暗算の芽が出ないだろうかと、とてつもない夢に沿って行動を開始しました。

0~9まで五つの珠で表わしてイメージさせる

 スペイン語は0から15までそれぞれ違った数詞ですが、その後、16からはジュウロク、ジュウシチ、と数字の書き方と読み方が一致してきます。
 これは英語、フランス語よりも覚えやすいはずである。平均収入が15ドルというキューバであれば、そろばんの珠を紙に描いて計算することを初めに導入することによって、珠算式暗算に通じ、小学校数学で足りる計算に間に合うとの考えから、まず暗算を披露しました。 

イメージしながら数を足す練習

 2桁の数を5人ほどに次々に言ってもらい答えを出すと、驚く人たちには〈頭の中に最初の数がイメージとして入り、そこに2番目の数を足してできた答えが一つの新しいイメージとなるので、次の数を足すとまた答えは新しいイメージになるから、集中できればやさしいこと〉と説明してみる。これだけではピンとこないかもしれないが、とにかく次に進むことにしました。

数字の置き方を説明
※数字の置き方を説明

珠を動かし、数としてとらえる
※珠を動かし、数としてとらえる

紙の上のそろばんを使って練習

 また、「そろばんの構造がゼロという抽象的なものが見える仕組みになっているから、すなわち0から9までをたった5つの玉で表わすのでイメージできる、5個以上の玉となるとイメージができない」とつけくわえる。
 数の読み取りができたら、紙の上のそろばんで2つの数を足してもらう。
 第一歩は位取り、五玉、そしてゼロになれてもらうための2口の加減算を消しゴムは使わないで行ってみる。
 足し算は数をマルで描き、付け加えていく、引き算はそれを斜めの線で消し、残った玉を数字に再生して下に書くことにした。

紙の上のそろばん操作の練習
※紙の上のそろばん操作の練習

小学校は一クラス 20人

 シエンフルーゴスの小学校では6年生の子どもたち、みんな嬉々として、また担任の先生だけでなく、校長先生も参加してくださいました。キューバの小学校のクラスは20人、中学校は15人、電卓は高校までは使用していない、コンピューターは売ってはいるが、個人営業で使う人をのぞいては、個人で持っている人はまれ、という情報が入りました。

今後の反応を期待

 ハバナ、サンチャゴ デ・キューバ、バヤモ、そしてシエンフルーゴスの4つの地域で3週間、学校やエスペラントクラブ、公民館でのアートサークルなどの一般の人たちをも交えて、20回近いそろばんと折り紙の紹介ができ、キューバエスペラント協会のメンバーの宿泊、観光、通訳係の協力に感謝しています。今後どんな反応が返ってくるか、待つことにしましょう。

上手にできた、人気の折り紙
※上手にできた、人気の折り紙

次の夢に向かって

 各地域にあるグループにそろばんとエスペラント語の入門書をさしあげてきました。言語の講習会には数を教えるときにそろばんを使って、十進法の理解を深めてほしいと訴えました。
 すこし疲れましたが、快い疲れで、この次の夢に向かっての元気が湧いてきます。
                           (まるかりあん君枝)