第26回学術顧問会議開催 

第26回学術顧問会議開催
学術顧問


<テーマ>
日本の教育を考える -now and future― 

 第26回学術顧問会議が11月16日(日)に全国珠算教育連盟・東京事務局において開催されました。

 今回のテーマは「日本の教育を考える―now and future―」と題し、
1.現況と今後
2.コンピューター時代のそろばん
という2つの議題について学術顧問から多くの貴重な意見が出され、活発な議論が交わされました。
 
 冒頭、梶川眞秀理事長が、
「実務珠算から教育珠算へ進む中、『教育にそろばんが必要』という視点から、連盟としては新しい事業として、算数チャレンジ検定を実施する。これにより珠算学習者の低学年化に向けてさらに子どもたちへの算数の理解を向上させる手助けとなると確信している」と挨拶を述べました。

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会議では、
◎新学習指導要領について
◎タブレットについての賛否
◎特別支援教育ついて
◎教具・学習具について
◎脳とそろばんについて
◎生きる力、やる気を育てる
など、算数教育、教育全般に関する各方面からの協議がなされました。

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 途中休憩を挟み、小原光治研究員より8月に行われた第96回日数教(鳥取)大会における取り組みと、パソコンを使用した算数科での各学年にわたる「そろばんの活用例」に関する関心度の高さについての報告がありました。

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 会議のまとめとして、学術顧問・河野貴美子氏の
「①コンピューター時代でもそろばんは必要である。②タブレット等の教育機器は、賛否両論あるが、教師の使い方次第で大きく変わる。③計算だけでなく、子どもたちのやる気を育てることが一番大切である。④自発的な学びが重要、その中で、そろばんの持つ役割は大きい。⑤面白い・楽しいという環境をつくる珠算指導者の努力が大切である」という言葉で討議が締めくくられました。

 また、会議に先立ち、昨年完成した「日本そろばん資料館」を谷賢治学芸員の説明で見学しました。
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世界珠算暗算連合会常務理事会が中国北京市で開催 

世界珠算暗算連合会常務理事会が中国北京市で開催

新副会長に梶川理事長が選出されました。

 7月27日、中国北京市で世界珠算暗算連合会(世珠連)常務理事会が開かれ、各国から集まった常務理事等の珠算関係者が出席しました。
 今理事会では役員改選が行われ、新しい会長に張 弘力氏(中国)が選出されました。副会長には梶川眞秀当連盟理事長が選出されました。
 なお、午後2時過ぎから参加各地代表の珠算現況報告・研究発表等が行われ、理事会に出席した工藤壽和全珠連理事(梶川眞秀世珠連副会長代理)から「実務珠算」から「教育珠算」に重点が置かれている日本の珠算教育の現状ほかについて説明がありました。
 
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第25回全珠連学術顧問会議 


第25回全珠連学術顧問会議
メインテーマは「学(まなび)―教育と脳―」
京都で開催


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 第25回学術顧問会議が平成24年11月18日(日)に京都「新・都ホテル」において開催された。珠算教育研究所・岡久泰大所長の司会のもと、梶川眞秀理事長が「実務珠算から教育珠算へ進む中、今、光が差してきた。『教育にそろばんが必要』という観点からの助言を期待する」と開会挨拶し、学術顧問の自己紹介が行われた。
 その後、研修学教委員会・能登金文委員の進行によって午後2時、会議が開始された。今回は「学(まなび)―教育と脳―」と題し、1.「学」の今を知る―現況における課題の探求― 、2.「学」の未来を考える―可能性の探求―の議題について学術顧問から貴重な意見が出された。
 活発な意見交換の最後、結びでは、学術顧問の「自発的な学びが重要であること」「面白い・楽しいという環境をつくる珠算指導者の努力が必要であること」という言葉で2時間30分の討議を締めくくった。
 なお、会議の中で算数教具部会の栗田幸雄委員から8月に行われた第94回日数教(福岡)大会における取り組みについての報告と珠算教育研究所・小沼光浩研究員から珠算指導における早期教育の現状及び課題についての報告があった。

第23回学術顧問会議 

第23回学術顧問会議
 テーマは 「私の視点・教育の現状と理想」

学校教育等で珠算教育の担う役目を探る・東京「浅草ビューホテル」
※学校教育等で珠算教育の担う役目を探る・東京「浅草ビューホテル」

珠算教育の可能性を示唆・7名の学術顧問が出席
※珠算教育の可能性を示唆・7名の学術顧問が出席

 第23回学術顧問会議が平成20年11月24日(月・祝)に東京・浅草ビューホテルにおいて開催された。梶川理事長の開会のあいさつに続き、研修学教委員会・石田孝之副委員長により7名の学術顧問の紹介がなされ、能登金文研修学教委員の進行により討議が始まった。
 今回のテーマは 「私の視点・教育の現状と理想」。そのテーマに沿って以下の討議内容が示され、各学術顧問から活発な意見が出された。

(1)教育の現状
(2)理想の教育とそれを実現するための対策
(3)理想の教育の中で珠算教育が担う役目

 学術顧問から「小学校4年生にも算数科でそろばんが復活したことは喜ばしいことである。しかし、そこで終わることなく、5年生、6年生または中学校でもそろばんを利用することのメリットをもっとアピールしていけばよいのではないか」「珠算の有段者が学校の算数科の先生となっていってくれれば、珠算教育がもっとうまくいくのではないか」「教科書の途中にもこぼれ話のような形でそろばんを加えてもらえば、子どもたちの興味を引くのではないか」といった提言がなされた。
 アインシュタインの言葉として「教育とは、学校で習ったことをすべて忘れたときに残っているもの」が紹介され、低学年での珠算指導、実体験がいかに大切かを強調した。3時間があっという間に終了し、澤田悦子研修学教委員長の閉会のあいさつで無事終了した。

「そろばん」 小学校算数科 第3・第4学年での指導が明記 

「そろばん」 小学校算数科 
   第3・第4学年での指導が明記


新しい小・中学校学習指導要領 告示される

 平成20年2月15日、文部科学省から幼稚園、小・中学校の学習指導要領の改訂案が公表され、1か月間のパブリック・コメントの実施を経て、3月28日に告示された。このうち、小学校算数科の内容「数と計算」で、第3学年と第4学年において「そろばんによる計算」の仕方が明記された。

珠算3団体で取り組んでいる小学校へのそろばん講師派遣事業が功を奏す

※珠算3団体で取り組んでいる小学校へのそろばん講師派遣事業が功を奏す

 新学習指導要領の実施については、幼稚園は平成21年4月から実施される。
 小・中学校は来年度1年間、学校現場への周知、教員研修、補助教材の作成などを実施したうえで、平成21年度以降、できるものから実施される予定。
 なお、先行実施の具体的内容については、今後、学習指導要領の改訂と併せて、指導内容の増加が見込まれる算数・数学、理科をまず対象として検討が進められる予定。
 また、新指導要領に即した教科書の使用については、編集・検定等に3年ほどかかることから、小学校で平成23年4月から中学校で24年4月からとなる。

「小4でのそろばん」 平成21年度から

 4月24日には小・中学校の新学習指導要領を一部前倒し実施する移行措置案が文部科学省から発表された。
 その先行実施される主な内容に小学校4年生に明記された「そろばん(加法・減法)」が含まれた。


(改 訂)

第3節 算数
第2 各学年の目標及び内容

(第3学年)
 2 内 容
  A 数と計算
  (7)そろばんによる数の表し方について知り,そろばんを用いて簡単な加法及び
    減法の計算ができるようにする。

  ア そろばんによる数の表し方について知ること。
  イ 加法及び減法の計算の仕方について知ること。

(第4学年)
 2 内 容
  A 数と計算
  (7)そろばんを用いて加法及び減法の計算ができるようにする。

珠算暗算学術シンポジウム、中国・深圳市で開催 

「そろばんと脳」に関する多数の研究発表
韓国から「珠算復活への実例」紹介


珠算暗算学術シンポジウム、
 中国・深圳市で開催


 8月18日、中国・深圳市の「五洲賓館」を会場に珠算暗算学術シンポジウムが開かれた。世界珠算暗算連合会主催によるこの研究発表会には、加盟する中国・韓国・日本・台湾ほか各地から珠算教育団体の代表者が一堂に会し、参加者は休憩なし、約4時間の発表に耳を傾け、交流と情報交換がなされた。
 今回の発表は8件で、算法・指導法よりも「そろばんと脳」に関する内容が主流を占めた。
なお、韓国代表の発表には、「2002年までの20年間、国内から珠算が消えた。児童の学力低下が珠算教育の再評価となり、2003年から復活のキャンペーンが行われて、現在、急速に回復している」という、衝撃的な事実と取り組みが報告された。